ザ・スクエア 思いやりの聖域 カンヌ映画祭 パルムドール受賞作品
映画観てきました(*´-`)
※ネタバレ注意※
正直に言いましょう。
あんま面白くなかったです_φ( ̄ー ̄ )
ザ・スクエアという展示品
数メートルの四角のスクエアの中では全ての人が平等の権利を持ち公平に扱われる
人類みんな平等!というような思想を社会に投げかけるメッセージ性のあるアートを引き合いに出して無意識の内にみんなが秘めてる差別や他人への冷たさとかを浮き彫りにしているような内容でした。
位置情報サービスを利用して犯人の居場所を突き止めるが、財布とスマホを取り戻す為に用いた作戦は脅迫状を投函するという荒業だ
何号室かまでは特定できないので全住戸に投函する事になる。
これがトラブルを引き起こす事になる。
そもそも何故こんな手段を選択したかというとこのマンションに住む住人をクリスティアンは恐れていたのだ。
社会の成功者、上流階級の自分とは違う身分の人々が暮らしている場所だからだ。
ホームレスには募金したり食べ物を恵んだりするがホンネではなるべく関わりたくないから脅迫状という手段を選択したのでしょう
結局盗まれた物は返ってきましたが、全く関係のない違う部屋に住む子供はその脅迫状を読んだ両親から泥棒扱いをされてしまう
それに激怒した子供はクリスティアンに謝罪を要求しますが素直に謝罪しないクリスティアン(-_-)
思いやりはどこへやら・・・
一緒に作戦を練ったクリスティアンの部下も実際にやったのはボスだから俺は関係ないと突っぱねちゃいます
こんな感じで弱者への思いやりをテーマに実際は行動に移すのは難しいというのを描いてました
鑑賞後に色々思い返すと面白い映画だったのかなと思えなくもないですが、基本的には変に難しく描こうとしていてよく分からなかったですねw
終盤のクリスティアンの謝罪動画ぐらい序盤から分かりやすく描いてくれたら楽しめたかも。